INTERVIEW

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INTERVIEW

安全・確実な配車業務の

ため”人を動かす”のが

配車担当の仕事です

水戸さん

仙台営業所 主任

※所属は取材当時のものです

配車業務をされている水戸さんですが、入社した経緯についてお聞かせください。

私は元々は大型ドライバーだったんです。20歳の時に大型免許を取得して、それからは愛知車輌興業で4tトラックを運転していました。結婚を機に一度退職したのですが、出産を機に復職したんです。

復帰後はいきなり配車担当に配属になったのでしょうか?

いえ、最初は大型ドライバーとして復帰しました。子育ての都合もあって、日中の短めの時間帯でドライバーとして勤務し、空いた時間は事務仕事を手伝うといった感じで働いていたのですが、この先、育児と両立しながらドライバーがいつまでできるかな?と考えていた時に、当時の所長と相談していく中で、「配車業務をやってみないか?」と。

ドライバー経験があって他のドライバーさんの気持ちもわかるのは強みかなと思いつつ、それまでパソコンもそんなに触ったことがなかったので、大丈夫かなぁと思いながらも、長く働ける職種の方が助かるのは確かなので、「やってみよう」と飛び込んでみることにしました。

実際に飛び込んでみて配車業務の仕事はどうでしたか?

考えることがたくさんあって、人と話す機会も増えて、一人の時間が長いドライバーの仕事とは全然違いました。最初のうちは「やってしまった・・」と思っていました(笑)やっぱりドライバーとして働いておけばよかったかな〜って・・・
ですが、忙しい時期の配車計画がばちっとはまって、安全にスケジュール通りに輸送が完了すると、ドライバーの時とは違った達成感がありますね。「よし、きまった〜!」という感じで、細々とした苦労が一度に報われます。

繊細な気遣いが必要な仕事ですよね。

配車業務の仕事は、お客様と日程調整をして場所、台数を調整し、上手く配車の計画を立てて、ドライバーさん達とコミュニケーションをとりながら輸送計画を滞りなく実現していく仕事なのですが、この仕事は配「車」ではなく配「人」、つまり、実際には人を動かす仕事なのだとつくづく思っています。

輸送業務には波があって、忙しい時期で運行計画に余裕が無い時は、1人2往復だったり、中・長距離の運行をドライバーさんにお願いしなくてはならない時もあります。かといって、勤務時間や体力面のコンディションを無視した配車は決してできません。さらに車両によっても配車できる場合とできない場合があって、例えば雪が降った地域があった場合、ノーマルタイヤの車両をその地域を通るルートで配車することはできません。

そんな条件が重なると、ドライバーさんと相談して、どうすればスムーズに輸送ができるかを考えて、時には少し大変なお願いをする必要もあります。ですが、一方的なお願いごとばかりではコミュニケーションはうまくいきません。日頃からドライバーさんとの会話を大切にして、ドライバーさんの状況や車両の状況、営業所の状況を想像できるようにしておくことで、いざ調整が必要となるケースでも、円滑な協力体制が築けるのではないかと思っています。

水戸さんが配車業務に大切だと思う心がけとはなんでしょうか?

視野を広くもって、コミュニケーションを大切にすることかなと思っています。輸送には荷主様、ドライバーさん、お届け先のお客様と、さまざまな立場の人が関わりますが、配車業務の仕事は、その人たちに伝えづらいお願いごとを時にはしなくてはいけないこともあります。そんな時には、相手の立場や状況を思いやりながらも、伝えるべきことは伝えるというのが大切になってきます。いまどういう状況なのか?なぜそれが必要なのか?ということをきちんと共有して、不安要素があればしっかり聞き取り、問題解決に一緒に取り組んでもらえるような人間関係を築くのも大事なことだと思っています。
そうしてタイトな計画が上手く進んで安全に運行が完了すると、苦労した分、やっぱり大きな喜びがありますね!

愛知車輌興業を目指す方に一言お願いします!

ドライバーから配車担当に転身して、全くの未経験でしたが、営業所の皆さんに支えていただいてやってこれました。今自分のいる営業所には女性が3人いるのですが、お互い困った時にはフォローしあいながら業務を進められていて、居心地よく働きやすい職場だと思います。必要なのは、相手の状況を思いやれる「視野の広さ」と、その中でも言うべきことは言う「強さ」ですね。これさえ持っていれば、あとは業務知識などは1から教えてもらえるので心配ありません!ぜひ、ドライバーとはまた違った達成感のある配車業務の仕事にチャレンジしてみてください。

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